アカデミックな語彙の知識や、大学生活で遭遇する短い掲示物・Eメール・図表を含む文献などの内容理解を測定します。
大学での事務手続きやアナウンス、授業やディスカッションの聞き取りをすることで実践的な理解力を測定します。
Eメール作成、大学での配布物・Eメールなどを読み文章を書く、文章作成課題の他に、アカデミックな文章を読み、講義を聞いてそれらを要約して意見を書くという、技能を複数組み合わせたICT/統合型の問題もあります。
大学生活でよくある会話のロールプレイ問題や、文章の矛盾点を指摘する課題、資料をよみ、クラスメイトの発表練習を聞いて、アドバイスをするICT/統合型問題により、実践的な英語運用能力を測定します。
大学教育レベルにふさわしい英語力を正確に測定する4技能型アカデミック英語能力判定試験です。
高校学習者のレベルに合わせた
A2〜B2(CEFR)
400点満点
一般選抜TEAPスコア利用型
(全学統一日程入試)
独自の英語試験は行わず、代替としてTEAPまたはTEAP CBTのスコアを英語の得点として利用します。提出されたスコアは、各学科が設定する英語の配点に応じて換算して合否判定に利用します。
グローバル×IT社会を牽引する思考力・判断力・表現力をリアルに測定する英語4技能を超えたテストです。
高校学習者のレベルに合わせた
A2〜B2(CEFR)
800点満点
一般選抜TEAPスコア利用型
(全学統一日程入試)
独自の英語試験は行わず、代替としてTEAPまたはTEAP CBTのスコアを英語の得点として利用します。提出されたスコアは、各学科が設定する英語の配点に応じて換算して合否判定に利用します。
上智大学では、2017年度入試から、TEAPだけでなくTEAP CBTも採用することになりました。そして、2018年度以降はCBT受験が中心になるでしょう。その理由としては、PBT※1と比べてCBT※2だと受験者がより自分のペースでテストが受けられるので受けやすくなることが挙げられます。しかし、もっと大きな理由は、TEAP CBTがPBTと比べてより現実の英語運用能力を測ることができることです。CBTになると、ICTの多様な機能を利用することにより、よりリアルな状況が設定でき、アクティブ・ラーニングの中心概念である、「思考力、判断力、表現力」に重きを置いた英語運用力の測定が可能になるのです。また、コンピューターのキーボードを操作することにより、語学だけでなく、いわゆるICT教育促進にも寄与できるのです。特に、ライティングでは、今後益々必要になるタイピング力の育成にも好影響が期待できるでしょう。
現在、入試への4技能試験の導入が大きな話題になっていますが、4技能と言っても、それぞれの技能が個別に測定されたのでは本当の言語運用能力の測定にはなりません。リスニングだけ、読解だけ、ライティングだけ、スピーキングだけ、を測っても、真の言語能力の測定にはなりません。私たちがことばを使う時は、聞いたり読んだりしたことを基に話したり書いたりします。つまり、複数の技能を統合しているのです。PBTでもある程度の技能の統合はできますが、それは限られます。CBTでは、画像や映像と音声を同時に提示することができ、ことば(音声も文字も)と映像等を合わせることにより、思考力や判断力を問うことができるのです。これからの言語能力テストは、CBTが当たり前の時代になってくるでしょう。
TEAP CBTは、公益財団法人 日本英語検定協会と、学校法人 上智学院が共同開発した4技能型アカデミック英語能力判定試験「TEAP(ティープ)」の発展系として、株式会社 教育測定研究所の協力を得て、「グローバル X IT社会を牽引する思考力・判断力・表現力をリアルに測定する4技能を超えたテスト」として開発されました。
株式会社 教育測定研究所は、2001年より日本初のIRT(項目応答理論)に基づく個人適応型CBTの英語試験「CASEC」を提供しており、CBT(Computer Based Testing)の安定運用でも非常に高い評価を得ています。
●教育測定研究所(JIEM)ウェブサイト: https://www.jiem.co.jp/